2023년 7월 26일 수요일

万葉集 4113 : 疾乃五年 敷妙乃 手枕不纒 紐不解 丸寐乎爲者 としのいつとせ したの たまくらまかず ひもとかず まろねをすれば (枕詞)

於保支見能 等保能美可等々 末支太末不 都可佐[官]乃末尓末 美由支布流 古之尓久多利来 安良多末能 等之乃伊都等世[五年] 之吉多倍乃 多麻久良[手枕]末可受 比毛等可須 末呂宿乎須礼波 移夫勢美等 許己呂[情]奈具左尓 奈泥之故乎 夜度[屋戸]尓末枳於保之 奈都麻敝[夏野]能 佐由利比伎宇恵天 佐久波奈[開花]乎 移弖見流其等尓 那泥之古我 曽乃波奈豆末尓 左由理婆奈[花] 由利毛[母]安波牟[無]等 奈具佐牟[無]流 許己呂之奈久波 安末射可流 比奈尓比登比[一日]毛 安流部久母安礼也.[万葉仮名調]
(おほきみの,とほのみかどと,まきたまふ,つかさのまにま,みゆきふる,こしにくだりき,あらたまの,としのいつとせ,しきたへの,たまくらまかず,ひもとかず,まろねをすれば,いぶせみと,こころなぐさに,なでしこを,やどにまきおほし,なつののの,さゆりひきうゑて,さくはなを,いでみるごとに,なでしこが,そのはなづまに,さゆりばな,ゆりもあはむと,なぐさむる,こころしなくは,あまざかる,ひなにひとひも,あるべくもあれや.)
in aliis verbis :
大王之 遠乃朝廷跡 纏賜 官乃随意 三雪落 腰尓下來 荒玉之
疾乃五年 敷妙乃 手枕不纒 紐不解 丸寐乎爲者 欝悒跡 情意遣尓
石竹乎 屋戸尓種生之 夏野乃 佐百合引殖而 開花乎 出見毎 石竹之
其花嬬尓 佐百合花 後毛將相等 意遣 心四無者 天離 夷尓一日毛
可有毛有哉.

原文: 於保支見能 等保能美可等々 末支太末不 官乃末尓末 美由支布流 古之尓久多利来 安良多末能 等之乃五年 之吉多倍乃 手枕末可受 比毛等可須 末呂宿乎須礼波 移夫勢美等 情奈具左尓 奈泥之故乎 屋戸尓末枳於保之 夏能々 佐由利比伎宇恵天 開花乎 移弖見流其等尓 那泥之古我 曽乃波奈豆末尓 左由理花 由利母安波無等 奈具佐無流 許己呂之奈久波 安末射可流 比奈尓一日毛 安流部久母安礼也.

cf.1 等之乃五年 : 疾乃五年[春上]
        疾し: 早い激し
cf.2 夏能々=夏野能(#4116) :菜採(之)前乃
* 能=野の当て字
目前尓(#894) ; 前に置き(麻敝尓於吉 ; #4129)
前(麻敝; まへ)

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