2024년 8월 5일 월요일

万葉集 3200 : 飼飯乃浦尓 依流白浪 敷布二 妹之容儀者 所念香毛 けひのかに よるさなみ しくに いがすがた ぼねむかも 게히노카니 요루사나미 시쿠니 이가스가타 보네무카모 (枕詞)

飼飯乃浦尓 依流白浪 敷布二 妹之容儀者 所念香毛.
(けひのかに よるさなみ しくに いがすがた ぼねむかも.)
(kehinokani yorusanami sikuni igasugata bonemukamo.)
(게히노카니 요루사나미 시쿠니 이가스가타 보네무카모.)

原文: 飼飯乃浦尓 依流白浪 敷布二 妹之容儀者 所念香毛.

万葉集 4504 : 愛常 吾念公 弥日異 來益吾背子 絶日無 はしと あねきん やひけ きませわがせこ たひな (枕詞)

宇流波之等 阿我毛布伎美波 伊也比家尓 伎末勢和我世古 多由流日奈之尓.[万葉仮名]
(うるはしと あがもふきみは いやひけに きませわがせこ たゆるひなしに.)

原本文推定 : 愛常 吾念公 弥日異 來益吾背子 絶日無.

原文: 宇流波之等 阿我毛布伎美波 伊也比家尓 伎末勢和我世古 多由流日奈之尓.

cf.1 吾念公(あがもふきみ) > あねきん(anekim)
cf.2 弥日異(いやひけに) > やひけ
cf.3 絶日無(たゆるひなしに) > たひな

万葉集 429 : 山際從 出雲兒等者 霧有哉 吉野山 嶺霏霺 やまゆ いづもこらは きらや よのめ ねたび 야마유 일모고라와 기라야 요노매 네타비 (枕詞)

山際從 出雲兒等者 霧有哉 吉野山 嶺霏霺.
(やまゆ いづもこらは きらや よのめ ねたび.)
(yamayu ilmokorawa kiraya yonomae netabi.)
(야마유 일모고라와 기라야 요노매 네타비.)

原文: 山際従 出雲兒等者 霧有哉 吉野山 嶺霏霺.

cf.1 出雲兒等者(いづものこらは) > irumonokorawa > ilmokorawa
cf.2 嶺霏霺(みねにたなびく) > ねたび

万葉集 1812 : 久方之 天芳山 此夕 霞霏霺 春立下 くもの あよめ ゆふべ かたび はりし 구모노 아요매 유후베 가타비 하리시 (枕詞)

久方之 天芳山 此夕 霞霏霺 春立下.
(くもの あよめ ゆふべ かたび はりし.)
(kumono ayomae yuhube katabi harisi.)
(구모노 아요매 유후베 가타비 하리시.)

原文: 久方之 天芳山 此夕 霞霏霺 春立下.

cf.1 天芳山(あめのかぐやま) > あよめ
cf.2 此夕(このゆふへ) > いゆふへ > ゆふべ
cf.3 霞霏霺(かすみたなびく) > かたび
cf.4 春立下(はるたつらしも) > はりし

2024년 8월 4일 일요일

万葉集 430 : 八雲刺 出雲子等 黒髪者 吉野川 奧名豆颯 やもさ いづもこら ぬかみ よめな おなづさふ 야모사 이르모코라 눕카미 요메나 오나즈사후 (枕詞)

八雲刺 出雲子等 黒髪者 吉野川 奧名豆颯.
(やもさ いづもこら ぬかみ よめな おなづさふ.)
(yamosa irumokora nubkami yomaena onadusafu.)
(야모사 이르모코라 눕카미 요메나 오나즈사후.)

原文: 八雲刺 出雲子等 黒髪者 吉野川 奥名豆颯.

cf.1 出雲(いづも) : いず(く)も(일모)
cf.2 黒髪(ぬかみ) < ぬぶかみ
cf.3 吉野川(よめな) : 嫁の川
cf.4 奧名豆颯(おきになづさふ) > おなづさふ(奧足沾)

万葉集 4317 : 秋野者 今社行 物部乃 男女之 花香見 あきの いさゆ もふの こめの はかみ (枕詞)

秋野尓波 伊麻己曾由可米 母能乃布能 乎等古乎美奈能 波奈尓保比見尓.[万葉仮名]
(あきのには いまこそゆかめ もののふの をとこをみなの はなにほひみに.)

原本文推定 : 秋野者 今社行 物部乃 男女之 花香見.

原文: 秋野尓波 伊麻己曽由可米 母能乃布能 乎等古乎美奈能 波奈尓保比見尓.

2024년 8월 1일 목요일

万葉集 2008 : 黒玉 宵霧隱 遠鞆 妹傳 速告与 ぬたま よぎり とほど いがつ はこよ 눕다마 요기리 도호도 이가츠 하코요 (枕詞)

黒玉 宵霧隱 遠鞆 妹傳 速告与.
(ぬたま よぎり とほど いがつ はこよ.)
(nubtama yogiri tohodo igatu hakoyo.)
(눕다마 요기리 도호도 이가츠 하코요.)

原文: 黒玉 宵霧隠 遠鞆 妹傳 速告与.

cf.1 黒玉(ぬばたま) > ぬたま
cf.2 宵霧隱(よぎりこもり) > よぎり
cf.3 速告与(はやくつげよ) > はこよ

2024년 7월 31일 수요일

万葉集 432 : 吾毛見都 人尓毛將告 勝壯鹿之 間々能手兒名之 奧津城處 われもみつ とにもこむ かつしかの ままのてごなの おきば 와레모미츠 도니모고무 가츠시카노 마마노데고나노 오키바 (枕詞)

吾毛見都 人尓毛將告 勝壯鹿之 間々能手兒名之 奧津城處.
(われもみつ とにもこむ かつしかの ままのてごなの おきば.)
(waremomitsu tonimokomu katsusikano mamanotegonano okiba.)
(와레모미츠 도니모고무 가츠시카노 마마노데고나노 오키바.)

原文: 吾毛見都 人尓毛将告 勝壮鹿之 間々能手兒名之 奥津城處.

cf.1 勝壮鹿(かづしか) : すぐれたをす(海人?)
   (#431) 東俗語云 可豆思賀能麻末能弖胡(かづしかのままのてご)
cf.2 真々(まま) : 乳母(をも)
cf.3 奥津城處(おくつきところ)=奥城所(おきば)(#1801)

万葉集 1427 : 從明日者 春菜將採 標之野尓 昨日毛今日母 雪波布利管 あすよりは はるなとむ しめしのに さひもけふも ゆきふりつ 아스요리와 하루나도무 시메시노니 사히모게후모 유키후리츠 (枕詞)

從明日者 春菜將採(跡) 標之野尓 昨日毛今日母 雪波布利管.
(あすよりは はるなとむ しめしのに さひもけふも ゆきふりつ.)
(asuyoriwa harunatomu simesinoni sahimokehumo yukifuritsu.)
(아스요리와 하루나도무 시메시노니 사히모게후모 유키후리츠.)

原文: 従明日者 春菜将採跡 標之野尓 昨日毛今日母 雪波布利管.

cf.1 春菜將採(跡)(はるなとむ(と)) : はるなとむ
      採(と)=跡(と)

万葉集 2899 : 中々二 黙然毛有申尾 小豆無 相見始而毛 吾者戀香 なかに もだもあらまそ あづな さみそめも あはこふか 나카니 모다모아라마소 아두나 사미소메모 아와고후카 (枕詞)

中々二 黙然毛有申尾 小豆無 相見始而毛 吾者戀香.
(なかに もだもあらまそ あづな さみそめも あはこふか.)
(nakani modamoaramaso aduna samisomemo ahakofuka.)
(나카니 모다모아라마소 아두나 사미소메모 아와고후카.)

原文: 中々二 黙然毛有申尾 小豆無 相見始而毛 吾者戀香.

cf.1 小豆無(あづきなく) > あづな
cf.2 相見始而毛(あひみそめても) > さみそめも

万葉集 384 : 吾屋戸尓 韓藍種生之 雖干 不懲而亦毛 將蒔登曾念 わがやどに からまこひ ほせど こりずとも しむとぞね 와가야도니 가라마코히 호세도 고리즈또모 시무토조네 (枕詞)

吾屋戸尓 韓藍種生之 雖干 不懲而亦毛 將蒔登曾念.
(わがやどに からまこひ ほせど こりずとも しむとぞね.)
(wagayadoni karamakohi hosedo korizutomo simutozone.)
(와가야도니 가라마코히 호세도 고리즈또모 시무토조네.)

原文: 吾屋戸尓 韓藍種生之 雖干 不懲而亦毛 将蒔登曽念.

cf.1 韓藍種生之(からあゐまきおほし) > からまこひ
cf.2 雖干 : (#1186 ; 雖干跡不乾) ; ほせど
cf.3 不懲而亦毛(こりずてまたも) > こりずとも(고리즈또모)
cf.4 將蒔登曾念(まかむとぞおもふ) > しむとぞね

万葉集 3574 : 小里成 花橘乎 引攀而 折雖爲 末若社 をさとなる はきと ひよぢ をりすれど かわみこそ (枕詞)

乎佐刀奈流 波奈多知波奈乎 比伎余治弖 乎良無登須礼杼 宇良和可美許曾.[万葉仮名]
(をさとなる はなたちばなを ひきよぢて をらむとすれど うらわかみこそ.)

原本文推定 : 小里成 花橘乎 引攀而 折雖爲 末若社.

原文: 乎佐刀奈流 波奈多知波奈乎 比伎余治弖 乎良無登須礼杼 宇良和可美許曽.

万葉集 2551 : 念之 餘者 爲便無三 出曾行 其門乎見尓 もひし あまり すべをなみ でぞゆ そとをみに 모히시 아마리 스베오나미 데조유 소토오미니 (枕詞)

念之 餘者 爲便無三 出曾行 其門乎見尓.
(もひし あまり すべをなみ でぞゆ そとをみに.)
(mohisi amari subewonami dezoyu sotowomini.)
(모히시 아마리 스베오나미 데조유 소토오미니.)

原文: 念之 餘者 為便無三 出曽行 其門乎見尓.

万葉集 2071 : 天河 足沾渡 君之手毛 未枕者 夜之深去良久 あまら あぬわ きみがても みまば よのふけぬらし 아마라 아누와 기미가테모 미마바 요노후케누라시 (枕詞)

天河 足沾渡 君之手毛 未枕者 夜之深去良久.
(あまら あぬわ きみがても みまば よのふけぬらし.)
(amara anuwa kimigatemo mimaba yonofukenurasi.)
(아마라 아누와 기미가테모 미마바 요노후케누라시.)

原文: 天河 足沾渡 君之手毛 未枕者 夜之深去良久.

cf.1 天河(あまのがは) > あまら
cf.2 足沾渡(なづさひわたる) > あぬわ

2024년 7월 29일 월요일

万葉集 1320 : 水底尓 沈白玉 誰故 心盡而 吾不念尓 みそこ しじた ぬため こつき わがふもひ 미소코 시지타 누타메 고츠키 와가후모히 (枕詞)

水底尓 沈白玉 誰故 心盡而 吾不念尓.
(みそこ しじた ぬため こつき わがふもひ.)
(misoko sizita nutame kotuki wagafumohi.)
(미소코 시지타 누타메 고츠키 와가후모히.)

原文: 底尓 沈白玉 誰故 心盡而 吾不念尓.

cf.1 沈白玉(しづくしらたま) > しじた
cf.2 誰故(たがゆゑに) > ぬため
cf.3 心盡而(こころつくして) > こつき
cf.4 吾不念尓(わがおもはなくに) > わがふもひ

万葉集 1861 : 能登河之 水底幷尓 光及尓 三笠乃山者 咲來鴨 よどかはの みそこさへ びまで みかさめは されか 요도카와노 미소코사헤 비마데 미카사메와 사레카 (枕詞)

能登河之 水底幷尓 光及尓 三笠乃山者 咲來鴨.
(よどかはの みそこさへ びまで みかさめは されか.)
(yodokahano misokosahe bimade mikasamewa sareka.)
(요도카와노 미소코사헤 비마데 미카사메와 사레카.)

原文: 能登河之 水底并尓 光及尓 三笠乃山者 咲来鴨.

cf.1 能登河(よどかは)=河余杼(かはよど)

万葉集 748 : 戀死六 其毛同曾 奈何爲二 人目他言 辭痛吾將爲 こひしなむ そもおやぞ なにせむに とめとごと こたわせむ 고히시나무 소모오야조 나니세무니 도메도고토 고타와세무 (枕詞)

戀死六 其毛同曾 奈何爲二 人目他言 辭痛吾將爲.
(こひしなむ そもおやぞ なにせむに とめとごと こたわせむ.)
(kohisinamu somooyazo nanisemuni tometogoto kotawasemu.)
(고히시나무 소모오야조 나니세무니 도메도고토 고타와세무.)

原文: 戀死六 其毛同曽 奈何為二 人目他言 辞痛吾将為.

cf.1 他言=他辞(たごと)=人言=人事(とごと)

万葉集 2482 : 水底 生玉藻 打靡 心依 戀比日 みそこ おたも たなび こより こいころ 미소코 오타모 다나비 고요리 괴코로 (枕詞)

水底 生玉藻 打靡 心依 戀比日.
(みそこ おたも たなび こより こいころ.)
(misoko otamo tanabi koyori koykoro.)
(미소코 오타모 다나비 고요리 괴코로.)

原文: 水底 生玉藻 打靡 心依 戀比日.

cf.1 打靡(うちなびき) > たなび
cf.2 心依(こころより) > こより
cf.3 戀比日(こふるこのころ) > こいころ

2024년 7월 28일 일요일

万葉集 3150 : 霞立 春長日乎 奧香無 不知山道乎 戀乍可將來 かすみ はるながを おかな ふちめぢを こいさかこむ 가스미 하루나가오 오카나 후지메지오 괴사카코무 (枕詞)

霞立 春長日乎 奥香無 不知山道乎 戀乍可將來.
(かすみ はるながを おかな ふちめぢを こいさかこむ.)
(kasumi harunagawo okana fuchimaejiwo koysakakomu.)
(가스미 하루나가오 오카나 후지메지오 괴사카코무.)

原文: 霞立 春長日乎 奥香無 不知山道乎 戀乍可将来.

cf.1 春長日乎(はるのながひを) > はるながを
cf.2 奥香無(おくかなく) > おかな
cf.3 戀乍可將來(こひつつかこむ) > こいさかこむ

2024년 7월 26일 금요일

万葉集 254 : 留火之 明大門尓 入日哉 榜將別 家當不見 ともしびの あかしとに いりや こむれ いへたふみ 도모시비노 아카시토니 이리야 고무레 이헤타후미 (枕詞)

留火之 明大門尓 入日哉 榜將別 家當不見.
(ともしびの あかしとに いりや こむれ いへたふみ.)
(tomosibino akasitoni iriya komure ihetafumi.)
(도모시비노 아카시토니 이리야 고무레 이헤타후미.)

原文: 留火之 明大門尓 入日哉 榜将別 家當不見.

cf.1 明大門尓(あかしおほとに) > あかしとに
cf.2 入日哉(いりひや) > いりや
cf.3 榜將別(こぎわかれなむ) > こむれ
cf.4 家當不見(いへのあたりみず) > いへたふみ

2024년 7월 23일 화요일

万葉集 1310 : 雲隱 小嶋神之 恐者 目間 心間哉 くもがくり こしまかみ おそば めさい こまや 구모가쿠리 고시마가믜 오소바 메사이 고마야 (枕詞)

雲隱 小嶋神之 恐者 目間 心間哉.
(くもがくり こしまかみ おそば めさい こまや.)
(kumogakuri kosimakami osoba mesai komaya.)
(구모가쿠리 고시마가믜 오소바 메사이 고마야.)

原文: 雲隠 小嶋神之 恐者 目間 心間哉.

cf.1 雲隱(くもがくり) > もく(木) > やそ
cf.2 小嶋神之(こしまのかみの) > こしまかみ
cf.3 恐者(かしこけば) > おそば

万葉集 1309 : 風吹 海荒 明日言 應久 公随 かぜふ みあら あすこ べひさ きみま 가제후 미아라 아스코 베히사 기미마 (枕詞)

風吹 海荒 明日言 應久 公随.
(かぜふ みあら あすこ べひさ きみま.)
(kazefu miara asuko behisa kimima.)
(가제후 미아라 아스코 베히사 기미마.)

原文: 風吹 海荒 明日言 應久 公随.

cf.1 海荒(うみあら) > みあら
cf.2 明日言(あすこと) > あすこ
cf.3 應久(ひさしくあるべし) > べひさ
cf.4 公随(きみがまにまに) > きみま

2024년 7월 22일 월요일

万葉集 3091 : 鴨尚毛 己之妻共 求食爲而 所遺間尓 戀云物乎 かもすらも おのめどち あさりして おくるまに こふものを 가모스라모 오노메도치 아사리시테 오쿠루마니 고후모노오 (枕詞)

鴨尚毛 己之妻共 求食爲而 所遺間尓 戀云物乎.
(かもすらも おのめどち あさりして おくるまに こふものを.)
(kamosuramo onomedochi asarisite okurumani kofumonowo.)
(가모스라모 오노메도치 아사리시테 오쿠루마니 고후모노오.)

原文: 鴨尚毛 己之妻共 求食為而 所遺間尓 戀云物乎.

cf.1 己之妻共(おのがつまどち) > おのめどち
cf.2 所遺間尓(おくるるあひだに) > おくるまに
cf.3 戀云物乎(こふといふものを) > こふものを

2024년 7월 21일 일요일

万葉集 3876 : 豊國 聞池有 菱末乎 採(跡)也妹之 御袖沾險 たくに ききけ ひしうれを とやいもが みそでぬれけむ 다쿠니 기키케 히시우레오 도야이모가 미소데누레게무 (枕詞)

豊國 企玖乃池奈流 菱之宇礼乎 採跡也妹之 御袖所沾計武.
in aliis verbis :
豊國 聞池有 菱末乎 採(跡)也妹之 御袖沾險.
(たくに ききけ ひしうれを とやいもが みそでぬれけむ.)
(takuni kikike hisiurewo toyaimoga misodenurekemu.)_
(다쿠니 기키케 히시우레오 도야이모가 미소데누레게무.)

原文: 豊國 企玖乃池奈流 菱之宇礼乎 採跡也妹之 御袖所沾計武.

cf.1 豊國=他國 : 他人の國
cf.2 企玖乃池奈流(きくのいけなる) : 聞池有(ききけ)
cf.3 採の音 : 跡(と)
cf.4 御袖所沾計武(みそでぬれけむ) > 御袖沾險

2024년 7월 18일 목요일

万葉集 3163 : 吾妹兒尓 觸者無二 荒礒廻尓 吾衣手者 所沾可母 わぎもこにふればなし ありそみに わがそでは ばぬれかも 와기모코니 후레바나시 아리소미니 와가소데와 바누레카모 (枕詞)

吾妹兒尓 觸者無二 荒礒廻尓 吾衣手者 所沾可母.
(わぎもこにふればなし ありそみに わがそでは ばぬれかも.)
(wagimokoni furebanasi arisomini wagasodewa banurekamo.)
(와기모코니 후레바나시 아리소미니 와가소데와 바누레카모.)

原文: 吾妹兒尓 觸者無二 荒礒廻尓 吾衣手者 所沾可母.

万葉集 4159 : 礒上之 都萬麻乎見者 根乎延而 年深有之 神左備尓家里 しかみ つままをみれば ねをはへて としふかし かむさびにけり 시카믜 도마마오미레바 네오하헤테 도시후카시 가무사비니게리 (枕詞)

礒上之 都萬麻乎見者 根乎延而 年深有之 神左備尓家里.
(しかみ つままをみれば ねをはへて としふかし かむさびにけり.)
(sikami tumamawomireba newohahete tosifukasi kamusabinikeri.)
(시카믜 도마마오미레바 네오하헤테 도시후카시 가무사비니게리.)

原文: 礒上之 都萬麻乎見者 根乎延而 年深有之 神左備尓家里.

cf.1 都萬麻 : とまま or つまま
     都 : みやこ > 宮子

万葉集 3206 : 築紫道之 荒礒乃玉藻 苅鴨 君久 待不來 つくしぢの ありそたも かかも きみさ まふれ 츠쿠시지노 아리소담모 가카모 기미사 마후래 (枕詞)

築紫道之 荒礒乃玉藻 苅鴨 君久 待不來.
(つくしぢの ありそたも かかも きみさ まふれ.)
(tukusijino arisotammo kakamo kimisa mafurae.)
(츠쿠시지노 아리소담모 가카모 기미사 마후래.)

原文: 筑紫道之 荒礒乃玉藻 苅鴨 君久 待不来.

cf.1 荒礒乃玉藻(ありそのたまも) > ありそたも
cf.2 苅鴨(かるとかも) > かかも
cf.3 君久(きみひさ) > きみさ

2024년 7월 16일 화요일

万葉集 3620 : 戀繁 意追不得 日晩乃 鳴嶋陰 廬爲鴨 こひしげみ なぐさめかねて ひぐら なしげ ほしか (枕詞)

故悲思氣美 奈具左米可祢弖 比具良之能 奈久之麻可氣尓 伊保利須流可母.[万葉仮名]
(こひしげみ なぐさめかねて ひぐらしの なくしまかげに いほりするかも.)

原本文推定 : 戀繁 意追不得 日晩乃 鳴嶋陰 廬爲鴨.

原文: 故悲思氣美 奈具左米可祢弖 比具良之能 奈久之麻可氣尓 伊保利須流可母.

2024년 7월 15일 월요일

万葉集 3668 : 大王之 遠御門 念跡 氣長有者 戀尓來鴨 たみの とほみかど もひど けながらば こひにけるかも 다미노 도호미카도 모히도 게나가라바 고히니게루카모 (枕詞)

於保伎美能 等保能美可度登 於毛敝礼杼 氣奈我久之安礼婆 古非尓家流可母.[万葉仮名]
(おほきみの とほのみかどと おもへれど けながくしあれば こひにけるかも.)

原本文推定 :
大王之 遠御門 念跡 氣長有者 戀尓來鴨.
(たみの とほみかど もひど けながらば こひにけるかも.)
(tamino tohomikado mohido kenagaraba kohinikerukamo.)
(다미노 도호미카도 모히도 게나가라바 고히니게루카모.)

原文: 於保伎美能 等保能美可度登 於毛敝礼杼 氣奈我久之安礼婆 古非尓家流可母.

2024년 7월 14일 일요일

万葉集 459 : 見不飽 伊座之君我 黄葉乃 移伊去者 悲喪有香 みふら いましくが にばの うつりなば ひもあるか 미후라 이마시쿠가 니바노 우투리나바 히모아루카 (枕詞)

見礼杼不飽 伊座之君我 黄葉乃 移伊去者 悲喪有香.
in aliis verbis :
見不飽 伊座之君我 黄葉乃 移伊去者 悲喪有香.
(みふら いましくが にばの うつりなば ひもあるか.)
(mifura imasikuga nibano uturinaba himoaruka.)
(미후라 이마시쿠가 니바노 우투리나바 히모아루카.)

原文: 見礼杼不飽 伊座之君我 黄葉乃 移伊去者 悲喪有香.

cf.1 見礼杼不飽(みれどあかず) > 見不飽(みふら)
cf.3 伊座之君我(いましきみが) > いましくが

万葉集 3863 : 荒雄良我 去尓之日從 志賀乃安麻乃 大浦田沼者 不樂有哉 あらをらが いにしへゆ しかのあまの たかたぬは さびあるか 아라오라가 이니시헤유 시카노아마노 다카다누와 사비아루카 (枕詞)

荒雄良我 去尓之日從 志賀乃安麻乃 大浦田沼者 不樂有哉.
(あらをらが いにしへゆ しかのあまの たかたぬは さびあるか.)
(araworaga inisiheyu sikanoamano takatanuwa sabiaruka.)
(아라오라가 이니시헤유 시카노아마노 다카다누와 사비아루카.)

原文: 荒雄良我 去尓之日従 志賀乃安麻乃 大浦田沼者 不樂有哉.

cf.1 去尓之日(いにしへ) : 古昔; 古部
cf.2 志賀(しか) : ひら(平)
cf.3 不樂(さび) : うらさびくらし(#210 ; 浦不樂晩之)

万葉集 278 : 然之海人者 軍布苅塩燒 無暇 髪梳乃小櫛 取毛不見久尓 しかみとは めかりそや なひま くしげのをぐし とりもみなくに 시카미토와 메카리소야 나히마 구시게노오구시 도리모미나쿠니 (枕詞)

然之海人者 軍布苅塩燒 無暇 髪梳乃小櫛 取毛不見久尓.
(しかみとは めかりそや なひま くしげのをぐし とりもみなくに.)
(sikamitowa mekarisoya nahima kusigenowogusi torimominakuni.)
(시카미토와 메카리소야 나히마 구시게노오구시 도리모미나쿠니.)

原文: 然之海人者 軍布苅塩焼 無暇 髪梳乃小櫛 取毛不見久尓.

cf.1 然之海人者(しかのあまは) > しかみとは
     海人(みことひと) > みと[あま]
cf.2 軍布苅塩燒(めかりしほやき) > めかりそや
cf.3 無暇(いとまなみ) > なひま

2024년 7월 10일 수요일

万葉集 4328 : 大王之 命畏 磯觸 海原渡 父母置 たみの みおそ しぶれ ばらわ ふぼき (枕詞)

於保吉美能 美許等可之古美 伊蘇尓布理 宇乃波良和多流 知々波々乎於伎弖.[万葉仮名]
(おほきみの みことかしこみ いそにふり うのはらわたる ちちははをおきて.)

原本文推定 : 大王之 命畏 磯觸 海原渡 父母置.

原文: 於保吉美能 美許等可之古美 伊蘇尓布理 宇乃波良和多流 知々波々乎於伎弖.

cf.1 磯觸(いそにふり) > しぶれ
cf.2 海原渡(うのはらわたる) > ばらわ
cf.3 父母置(ちちははをおきて) > ふぼき