2024년 4월 26일 금요일

万葉集 90 : 君之行 氣長久成奴 山多豆乃 迎乎將徃 待尓者不待 きみゆ けなひなぬ やまたづの げいをゆむ まぢはふま 기믜유 게나히나누 야마다두노 게이오유무 마지와후마 (枕詞)

君之行 氣長久成奴 山多豆乃 迎乎將徃 待尓者不待.
(きみゆ けなひなぬ やまたづの げいをゆむ まぢはふま.)
(kimiyu kenahinanu yamataduno geiwoyumu majihafuma.)
(기믜유 게나히나누 야마다두노 게이오유무 마지와후마.)

原文: 君之行 氣長久成奴 山多豆乃 迎乎将徃 待尓者不待.

cf.1 山多豆(やまたづ) : 造木[やそ]者
cf.2 氣長久成奴(けながくなりぬ) > けなひなぬ
cf.3 迎乎將徃(むかへをゆかむ) > げいをゆむ
cf.4 待尓者不待(まつにはまたじ) > まぢはふま

万葉集 1679 : 城國尓 不止將徃來 妻社 妻依來西尼 妻常言長柄 きくにふやかよむ めこそ めよこせね つまとこながら 기쿠니 후야가요무 메코소 메요고세네 두마도코나가라 (枕詞)

城國尓 不止將徃來 妻社 妻依來西尼 妻常言長柄 [一云 嬬賜尓毛 嬬云長良]
(きくにふやかよむ めこそ めよこせね つまとこながら[めたまにも めふながら].)
(kikuni fuyakayomu mekoso meyokosene tumatokonagara[metamanimo mefunagara].)
(기쿠니 후야가요무 메코소 메요고세네 두마도코나가라[메다마니모 메후나가라].)

原文: 城國尓 不止将徃来 妻社 妻依来西尼 妻常言長柄 [一云 嬬賜尓毛 嬬云長良].

cf.1 來西尼(こせね) : 与宿(こせぬ)

万葉集 4511 : 鴛鴦住 君此齋 今見者 馬酔花 咲來鴨 をしす きみせ いみば あしば さけか (枕詞)

乎之能須牟 伎美我許乃之麻 家布美礼婆 安之婢乃波奈毛 左伎尓家流可母.[万葉仮名]
(をしのすむ きみがこのしま けふみれば あしびのはなも さきにけるかも.)

原本文推定 :
鴛鴦住 君此齋 今見者 馬酔花 咲來鴨.

原文: 乎之能須牟 伎美我許乃之麻 家布美礼婆 安之婢乃波奈毛 左伎尓家流可母.

cf.1 咲來鴨(さきにけるかも) > さけか

2024년 4월 25일 목요일

万葉集 4279 : 淀河之 後相 蹔 別云者 悲喪有香 よどがはの しりあはむ しましくも わかるといへば かなしくもあるか 요도가와노 시리아하무 시마시쿠모 와카루토이헤바 가나시쿠모아루카 (枕詞)

能登河乃 後者相牟 之麻之久母 別等伊倍婆 可奈之久母在香.
(よどがはの しりあはむ しましくも わかるといへば かなしくもあるか.)
in aliis verbis :
淀河之 後相 蹔 別云者 悲喪有香.
(よどがはの しりあはむ しましくも わかるといへば かなしくもあるか.)
(yodogahano siriahamu simasikumo wakarutoiheba kanasikumoaruka.)
(요도가와노 시리아하무 시마시쿠모 와카루토이헤바 가나시쿠모아루카.)

原文: 能登河乃 後者相牟 之麻之久母 別等伊倍婆 可奈之久母在香.

cf.1 余登瀬尓波(よどせには)(#3907)

2024년 4월 20일 토요일

万葉集 3535 : 己尾 髣髴莫思 庭立 咲之柄二 狛相物 おのを おほになし にはり ゑまからに こまさもの (枕詞)

於能我乎遠 於保尓奈於毛比曾 尓波尓多知 恵麻須我可良尓 古麻尓安布毛能乎.[万葉仮名]
(おのがをを おほになおもひそ にはにたち ゑますがからに こまにあふものを.)

原本文推定 : 己尾 髣髴莫思 庭立 咲之柄二 狛相物.

原文: 於能我乎遠 於保尓奈於毛比曽 尓波尓多知 恵麻須我可良尓 古麻尓安布毛能乎.

cf.1 己尾乎(おのがをを) > おのを
cf.2 莫思(なおもひ) > なし
cf.3 庭立(にはにたち) > にはり
cf.4 咲之柄二(ゑますがからに) > ゑまからに
cf.5 狛尓相物乎(こまにあふものを) > 狛相物(こまさもの)

2024년 4월 13일 토요일

万葉集 788 : 浦若見 花咲難寸 梅乎殖而 人之事重三 念曾吾爲類 かわみ はさがたき うめをうゑ ひとごとしげみ ねぞわする 가와미 하사가타키 우메오우에 히토고토시게미 네조와스루 (枕詞)

浦若見 花咲難寸 梅乎殖而 人之事重三 念曾吾爲類.
(かわみ はさがたき うめをうゑ ひとごとしげみ ねぞわする.)
(kawami hasagataki umewouwe hitogotosigemi nezowasuru.)
(가와미 하사가타키 우메오우에 히토고토시게미 네조와스루.)

原文: 浦若見 花咲難寸 梅乎殖而 人之事重三 念曽吾為類.

cf.1 浦若見(うらわかみ) > かわみ
cf.2 人之事重三(ひとのことしげみ) > ひとごとしげみ
cf.3 念曾吾爲類(ねぞわがする) > ねぞわする

2024년 3월 24일 일요일

万葉集 1169 : 近江(之)海 湖者八十 何尓加 公之舟泊 草結兼 あふみ みなとやそ なにか きみがふば かゆけ 아후미 미나토야소 나니카 기미가후바 가유케 (枕詞)

近江之海 湖者八十 何尓加 公之舟泊 草結兼.
(あふみのみ みなとやそ なにか きみがふば かゆけ.)
(afuminomi minatoyaso nanika kimigafuba kayuke.)
(아후미 미나토야소 나니카 기미가후바 가유케.)

原文: 近江之海 湖者八十 何尓加 公之舟泊 草結兼.

cf.1 近江(之)海 : あふみ(こと)
cf.2 舟泊(ふねはて) > ふば
cf.3 草結兼(くさむすびけむ) > かゆけ

万葉集 1234 : 塩早三 礒廻荷居者 入潮爲 海人鳥屋見濫 多比由久和礼乎 そさみ いそみにをれば いそせ あまとやみらむ たびゆくわれを 소사미 이소미니오레바 이소세 아마토야미라무 다비유쿠와레오 (枕詞)

塩早三 礒廻荷居者 入潮爲 海人鳥屋見濫 多比由久和礼乎.
(そさみ いそみにをれば いそせ あまとやみらむ たびゆくわれを.)
(sosami isominiworeba isose amatoyamiramu tabiyukuwarewo.)
(소사미 이소미니오레바 이소세 아마토야미라무 다비유쿠와레오.)

原文: 塩早三 礒廻荷居者 入潮為 海人鳥屋見濫 多比由久和礼乎.

cf.1 塩早三(しほはやみ) > そさみ
cf.2 入潮爲(かづきする) > いそせ
cf.3 多比由久和礼乎 : 旅行く我れを

2024년 3월 6일 수요일

万葉集 1834 : 梅花 咲落過奴 然爲蟹 白雪庭尓 零重管 うめば さちすぎぬ かしが さゆきばに ふかつ 우메바 사티스기누 가시가 사유키바니 후카츠 (枕詞)

梅花 咲落過奴 然爲蟹 白雪庭尓 零重管.
(うめば さちすぎぬ かしが さゆきばに ふかつ.)
(umeba satisuginu kasiga sayukibani fukatsu.)
(우메바 사티스기누 가시가 사유키바니 후카츠.)

原文: 梅花 咲落過奴 然為蟹 白雪庭尓 零重管.

cf.1 然爲蟹(しかすがに) > かしが
cf.2 白雪庭尓(しらゆきにはに) > さゆきばに
cf.3 零重管(ふりかさねつつ) > ふかつ

万葉集 2160 : 庭草尓 村雨落而 蟋蟀之 鳴音聞者 秋付尓家里 ばかに むらめふり しその なこときば あつにけり 바카니 무라메후리 시소노 나코토키바 아츠니케리 (枕詞)

庭草尓 村雨落而 蟋蟀之 鳴音聞者 秋付尓家里.
(ばかに むらめふり しその なこときば あつにけり.)
(bakani muramefuri sisono nakotokiba atsunikeri.)
(바카니 무라메후리 시소노 나코토키바 아츠니케리.)

原文: 庭草尓 村雨落而 蟋蟀之 鳴音聞者 秋付尓家里.

cf.1 庭草尓(にはくさに) > ばかに
cf.2 蟋蟀(こほろぎ) > しそ
cf.3 鳴音聞者(なくこゑきけば) > なこときば

2024년 3월 4일 월요일

万葉集 1956 : 山跡庭 啼而香將來 霍公鳥 汝鳴每 無人所念 やまとには なきかこむ ほきす ななめ なきとぼね 야마토니와 나키카고무 호키스 나나매 나키토보네 (枕詞)

山跡庭 啼而香將來 霍公鳥 汝鳴每 無人所念.
(やまとには なきかこむ ほきす ななめ なきとぼね.)
(yamatoniwa nakikakomu hokisu nanamae nakitobone.)
(야마토니와 나키카고무 호키스 나나매 나키토보네.)

原文: 山跡庭 啼而香将来 霍公鳥 汝鳴毎 無人所念.

cf.1 汝鳴每(ながなくごとに) > ななめ
cf.2 無人所念(なきひとぼね) > なきとぼね

2024년 2월 25일 일요일

万葉集 621 : 無間 戀尓可有牟 草枕 客有公之 夢尓之所見 まなし こいにからむ くさま たぶきみが いにしぼみ 마나시 괴니카라무 구사마 다부기미가 이니시보미 (枕詞)

無間 戀尓可有牟 草枕 客有公之 夢尓之所見.
(まなし こいにからむ くさま たぶきみが いにしぼみ.)
(manasi koynikaramu kusama tabukimiga inisibomi.)
(마나시 괴니카라무 구사마 다부기미가 이니시보미.)

原文: 無間 戀尓可有牟 草枕 客有公之 夢尓之所見.

cf.1 草枕(くさまくら) > くさま
cf.2 客有公之(たびなるきみが) > たぶきみが
cf.3 夢尓之所見(いにしぼみ) > いぼみ
  古=齋 : いにし > い

2024년 2월 21일 수요일

万葉集 263 : 馬莫疾 打莫行 氣並而 見吾行 平不有 まなと たなゆ けなめ みわゆ なしら 마나토 다나유 게나메 미와유 나시라 (枕詞)

馬莫疾 打莫行 氣並而 見弖毛和我歸 志賀尓安良七國.
(まなと たなゆ けなめ みてもわがゆく しがにあらなく.)
(manato tanayu kename mitemowagayuku siganiaranaku.)
(마나토 다나유 게나메 미테모와가유쿠 시가니아라나쿠.)
in aliis verbis :
馬莫疾 打莫行 氣並而 見吾行 平不有.
(まなと たなゆ けなめ みわゆ なしら)
(manato tanayu kename miwayu nasira.)
(마나토 다나유 게나메 미와유 나시라.)

原文: 馬莫疾 打莫行 氣並而 見弖毛和我歸 志賀尓安良七國.

cf.1 馬莫疾(うまなとし) >まなと
cf.2 打莫行(うちなゆき) >たなゆ
cf.3 志賀(しが)=比良(ひら)
cf.4 志賀尓安良七國(しがにあらなく) > ひら(平)にあらなく(不有) > 平不有(ひらなし)
  ->なしら

2024년 2월 19일 월요일

万葉集 943 : 玉藻苅 辛荷乃嶋尓 嶋廻爲流 水烏二四毛有哉 家不念有六 たもか からにしま しまみする うにしもあるか へふもはむ 담모카 가라늬시마 시마미스루 우니시모아루카 헤후모하무 (枕詞)

玉藻苅 辛荷乃嶋尓 嶋廻爲流 水烏二四毛有哉 家不念有六.
(たもか からにしま しまみする うにしもあるか へふもはむ.)
(tammoka karanisima simamisuru unisimoaruka hefumohamu.)
(담모카 가라늬시마 시마미스루 우니시모아루카 헤후모하무.

原文: 玉藻苅 辛荷乃嶋尓 嶋廻為流 水烏二四毛有哉 家不念有六.

cf.1 玉藻苅(たまもかる) > たもか
cf.2 辛荷乃嶋尓(からにのしまに) > からにしま
cf.3 う(水烏)=鵜
cf.4 家不念有六(いへおもはずあらむ) > へふもはむ

2024년 2월 18일 일요일

万葉集 463 : 長夜乎 獨哉將宿跡 君之云者 過去人之 所念久尓 ながよ とかねむと きみがふば すぎにとの ぼねく 나가요 도카네무토 기미가후바 스기니토노 보네쿠

長夜乎 獨哉將宿跡 君之云者 過去人之 所念久(尓).
(ながよ とかねむと きみがふば すぎにとの ぼねく.)
(nagayo tokanemuto kimigahuba suginitono boneku.)
(나가요 도카네무토 기미가후바 스기니토노 보네쿠.)

原文: 長夜乎 獨哉将宿跡 君之云者 過去人之 所念久尓.

cf.1 獨哉將宿跡(ひとりかねむと) > とかねむと
cf.2 君之云者(きみがいへば) > きみがふば
cf.3 所念久尓=所念國 > ぼねく

万葉集 462 : 從今者 秋風寒 將吹焉 如何獨 長夜乎將宿 ゆいま あからん ふむを いかと ながよねむ 유이마 아카랑 후무오 이카토 나가요네무

從今者 秋風寒 將吹焉 如何獨 長夜乎將宿.
(ゆいま あからん ふむを いかと ながよねむ.)
(yuima akaran fumuwo ikato nagayonemu.)
(유이마 아카랑 후무오 이카토 나가요네무.)

原文: 従今者 秋風寒 将吹焉 如何獨 長夜乎将宿.

cf.1 從今者(いまよりは) > yu+im+ha > ゆいま
cf.2 秋風寒(あきかぜさむ) > あからん
cf.3 如何獨(いかにかひとり) > いかと
cf.4 長夜乎將宿(ながよをねむ) > ながよねむ

2024년 2월 16일 금요일

万葉集 657 : 不念常 日手師物乎 翼酢色之 變安寸 吾意可聞 ふねといてしもの はねじろの へやき あがこかも 후네토 이테시몬오 하네지로노 헤야키 아가코카모 (枕詞)

不念常 日手師物乎 翼酢色之 變安寸 吾意可聞.
(ふねといてしもの はねじろの へやき あがこかも.)
(funeto itesimonwo hanezirono heyaki agakokamo.)
(후네토 이테시몬오 하네지로노 헤야키 아가코카모.)

原文: 不念常 日手師物乎 翼酢色之 變安寸 吾意可聞.

cf.1 不念常(おもはじと) > ふねと
cf.2 日手師物乎(いひてしものを) > いてしもの
cf.3 翼酢色之(はねずいろの) > はねじろの
cf.4 變安寸(かはれやすき) > へやき

2024년 2월 15일 목요일

万葉集 2911 : 人目多見 眼社忍礼 小毛 心中尓 吾念莫國 とめおほみ めさおしれ すくも こなか あねなくに 도메오호미 메사오시레 스쿠모 고나카 아네나쿠니 (枕詞)

人目多見 眼社忍礼 小毛 心中尓 吾念莫國.
(とめおほみ めさおしれ すくも こなか あねなくに.)
(tomeohomi mesa'osire sukumo konaka anenakuni.)
(도메오호미 메사오시레 스쿠모 고나카 아네나쿠니.)

原文: 人目多見 眼社忍礼 小毛 心中尓 吾念莫國.

cf.1 眼社忍礼(めこそおしれ) > めさおしれ
cf.2 吾念莫國(わがおもはなくに) > あねなくに

万葉集 4118 : 如是毛 相見物乎 小文 年月經者 戀家哉 かくしても さみものを すくも としふれば こひしけや

可久之天母 安比見流毛乃乎 須久奈久母 年月經礼波 古非之家礼夜母.[万葉仮名]
(かくしても あひみるものを すくなくも としつきふれば こひしけれやも.)

原本文推定 : 如是毛 相見物乎 小文 年月經者 戀家哉

原文: 可久之天母 安比見流毛乃乎 須久奈久母 年月經礼波 古非之家礼夜母.

cf.1 如是毛 : かくしても
cf.2 相見物乎(あひみるものを) > さみものを
cf.3 小文(すくなくも) > すくも
cf.4 年月經者(としつきふれば) > としふれば
cf.5 戀家哉(こひしけれやも) > こひしけや

2024년 1월 31일 수요일

万葉集 102 : 玉葛 花耳開而 不成有者 誰戀尓有目 吾孤悲念乎 たまかづら はのみさけ ならざらば ぬこやらめ あこひねも 담아갈 하노미사케 나라자라바 누코야라메 아코히넴오 (枕詞)

玉葛 花耳開而 不成有者 誰戀尓有目 吾孤悲念乎.
(たまかづら はのみさけ ならざらば ぬこやらめ あこひねも.)
(tamakal hanomisake narazaraba nukoyarame akohinemwo.)
(담아갈 하노미사케 나라자라바 누코야라메 아코히넴오.)

原文: 玉葛 花耳開而 不成有者 誰戀尓有目 吾孤悲念乎.

cf.1 誰戀尓有目(たがこひにあらめ) > ぬこひならめ > ぬこやらめ
cf.2 吾孤悲念乎(あがこひねむを) > あこひねも

2024년 1월 19일 금요일

万葉集 3084 : 海處女 潜取云 忘貝 代二毛不忘 妹之容儀者 みとめ かとふ わがひ よにもふわ いがすがた 미토메 가토후 와가히 요니모후와 이가스가타 (枕詞)

海處女 潜取云 忘貝 代二毛不忘 妹之容儀者.
(みとめ かとふ わがひ よにもふわ いがすがた.)
(mitome katohu wagahi yonimofuwa igasugata.)
(미토메 가토후 와가히 요니모후와 이가스가타.)

原文: 海處女 潜取云 忘貝 代二毛不忘 妹之容儀者.

cf.1 處女(みことのをとめ) > みとめ
cf.2 潜取云(かづきとるといふ) > かとふ
cf.3 忘貝(わすれがひ) > わがひ

2024년 1월 14일 일요일

万葉集 2090 : 狛錦 紐解易之 天人乃 妻問夕叙 吾裳將偲 こまき ひとかはし あとの めどふよぞ われもしむ 고마키 히토가와시 아토노 메도후요조 와레모시무 (枕詞)

狛錦 紐解易之 天人乃 妻問夕叙 吾裳將偲.
(こまき ひとかはし あとの めどふよぞ われもしむ.)
(komaki hitokawasi atono medohuyozo waremosimu.)
(고마키 히토가와시 아토노 메도후요조 와레모시무.)

原文: 狛錦 紐解易之 天人乃 妻問夕叙 吾裳将偲.

cf.1 狛錦(こまにしき) > こまき
cf.2 紐解易之(ひもときかはし) > ひとかはし
cf.3 天人乃(あめひとの) > あとの
cf.4 妻問夕叙(つまどふよひぞ) > めどふよぞ
cf.5 吾裳將偲(われもしのはむ) > われもしむ

万葉集 1054 : 泉川 徃瀬乃水之 絶者許曾 大宮地 遷徃目 さみな ゆせのみの たえばこそ たくち せゆめ 사미나 유세노미노 다에바코소 다쿠티 세유메 (枕詞)

泉川 徃瀬乃水之 絶者許曾 大宮地 遷徃目.
(さみな ゆせのみの たえばこそ たくち せゆめ.)
(samina yusenomino taebakoso takuti seyume.)
(사미나 유세노미노 다에바코소 다쿠티 세유메.)

原文: 泉川 徃瀬乃水之 絶者許曽 大宮地 遷徃目.

cf.1 泉川(いづみがは): さみ(泉)+な(川) > さみな
cf.2 徃瀬乃水(ゆくせのみづ) > ゆせのみ
cf.3 大宮地(おほみやところ) > たくち
cf.4 遷徃目(うつろひゆかめ) > せゆめ

2024년 1월 10일 수요일

万葉集 3517 : 白雲之 絶西妹 何背等 心乘而 幾許愛 しらくもの たえにしも あぜせろと こころのり ここばかなしけ 시라쿠모노 다에니시모 아제세로토 고코로노리 고코바가나시케 (枕詞)

思良久毛能 多要尓之伊毛乎 阿是西呂等 許己呂尓能里弖 許己婆可那之家.[万葉仮名]
(しらくもの たえにしいもを あぜせろと こころにのりて ここばかなしけ.)

原本文推定 :
白雲之 絶西妹 何背等 心乘而 幾許愛.
(しらくもの たえにしも あぜせろと こころのり ここばかなしけ.)
(sirakaumono taenisimo azeseroto kokoronori kokobakanasike.)
(시라쿠모노 다에니시모 아제세로토 고코로노리 고코바가나시케.)

原文: 思良久毛能 多要尓之伊毛乎 阿是西呂等 許己呂尓能里弖 許己婆可那之家.

2024년 1월 9일 화요일

万葉集 911 : 三芳野之 秋津川之 万世尓 斷事無 又還將見 みよまへの あきづなの まよに たこな とかへみむ 미요마헤노 아키즈나노 마요니 다코나 또카헤미무 (枕詞)

三芳野之 秋津(乃)川之 万世尓 斷事無 又還將見.
(みよまへの あきづなの まよに たこな とかへみむ.)
(miyomaheno akidunano mayoni takona tokahemimu.)
(미요마헤노 아키즈나노 마요니 다코나 또카헤미무.)

原文: 三芳野之 秋津乃川之 万世尓 断事無 又還将見.

cf.1 三芳野(みよまへ) : 滝前
cf.2 秋津(乃)川 : あきづ(蜻蛉)の河[枕詞]
   津=乃 ; 津(つ) [重用]
cf.3 万世尓 : まよに ; prohibit (from)
cf.4 斷事無(たゆることなく)=絶事無 > たこな

2024년 1월 2일 화요일

万葉集 855 : 松浦川 河瀬光 鮎釣等 立流妹之 裳裾所沾 まつらがは かはのせひかり あゆつると たたせるいもが ものすそぬれぬ (枕詞)

麻都良河波 可波能世比可利 阿由都流等 多々勢流伊毛何 毛能須蘇奴例奴.[万葉仮名]
(まつらがは かはのせひかり あゆつると たたせるいもが ものすそぬれぬ.)

原本文推定: 松浦川 河瀬光 鮎釣等 立流妹之 裳裾所沾.

原文: 麻都良河波 可波能世比可利 阿由都流等 多々勢流伊毛何 毛能須蘇奴例奴.

2023년 12월 28일 목요일

万葉集 1732 : 祖母山 霞棚引 左夜深而 吾舟將泊 等万里不知母 おばめ かたび さよふけて わふばてむ とまりしらずも 오바매 가타비 사요후케테 와후바테무 도마리시라즈모 (枕詞)

祖母山 霞棚引 左夜深而 吾舟將泊 等万里不知母.
(おばめ かたび さよふけて わふばてむ とまりしらずも.)
(obame katabi sayofukete wafubatemu tomarisirazumo.)
(오바매 가타비 사요후케테 와후바테무 도마리시라즈모.)

原文: 祖母山 霞棚引 左夜深而 吾舟将泊 等万里不知母.

cf.1 祖母山=大葉山(おほばやま) >おばめ
cf.2 霞棚引(かすみたなびき) > かたび
cf.3 等万里不知母=泊不知毛(とまりしらずも)

2023년 12월 14일 목요일

万葉集 3693 : 黄葉乃 將散山 屋取去 君將待 人悲毛 にばの ちむめ やどり きまむ とひも 니바노 디무메 야도리 김마무 도히모 (枕詞)

毛美知葉能 知里奈牟山尓 夜杼里奴流 君乎麻都良牟 比等之可奈之母.[万葉仮名]
(もみちばの ちりなむやまに やどりぬる きみをまつらむ ひとしかなしも.)

原本文推定 :
黄葉乃 將散山 屋取去 君將待 人悲毛.
(にばの ちむめ やどり きまむ とひも.)
(nibano timume yadori kimmamu tofimo.)
(니바노 디무메 야도리 김마무 도히모.)

原文: 毛美知葉能 知里奈牟山尓 夜杼里奴流 君乎麻都良牟 比等之可奈之母.

万葉集 4483 : 移行 時見每 心痛 昔人之 所念鴨 いゆき とみめ こいた せとし ぼねか 이유키 도미매 고이타 세토시 보네카 (枕詞)

宇都里由久 時見其登尓 許己呂伊多久 牟可之能比等之 於毛保由流加母.[万葉仮名]
(うつりゆくときみるごとに こころいたく むかしのひとし おもほゆるかも.)

原本文推定 :
移行 時見每 心痛 昔人之 所念鴨.
(いゆき とみめ こいた せとし ぼねか.)
(iyuki tomimae koita setosi boneka.)
(이유키 도미매 고이타 세토시 보네카.)

原文: 宇都里由久 時見其登尓 許己呂伊多久 牟可之能比等之 於毛保由流加母.

2023년 12월 11일 월요일

万葉集 3616 : 奥風 痛吹者 吾妹子之 嘆霧尓 飽益物乎 おかぜ たふば わぎもこが なぎり あまものを (枕詞)

於伎都加是 伊多久布伎勢波 和伎毛故我 奈氣伎能奇里尓 安可麻之母能乎.[万葉仮名]
(おきつかぜ いたくふきせば わぎもこが なげきのきりに あかましものを.)

原本文推定 : 奥風 痛吹者 吾妹子之 嘆霧尓 飽益物乎.

原文: 於伎都加是 伊多久布伎勢波 和伎毛故我 奈氣伎能奇里尓 安可麻之母能乎.

2023년 12월 7일 목요일

万葉集 1968 : 霍公鳥 來鳴響 橘之 花散庭乎 將見人八孰 ほきす きなな きちの はなちばを みむとやぬ 호키스 기나나 기치노 하나티바오 미무토야누 (枕詞)

霍公鳥 來鳴響 橘之 花散庭乎 將見人八孰.
(ほきす きなな きちの はなちばを みむとやぬ.)
(hokisu kinana kitino hanatibawo mimutoyanu.)
(호키스 기나나 기치노 하나티바오 미무토야누.)

原文: 霍公鳥 来鳴響 橘之 花散庭乎 将見人八孰.

cf.1 來鳴響(きなきなる) > きなな
cf.2 將見人八孰(みむひとやたれ) > みむとやぬ

万葉集 1991 : 霍公鳥 來鳴動 岡邊有 藤浪者 君不來 ほきす きなと をかへ ふなば きふれみはこじとや 호키스 기나토 오카헤 후나바 기후래 (枕詞)

霍公鳥 來鳴動 岡邊有 藤浪見者 君者不來登夜.
in aliis verbis :
霍公鳥 來鳴動 岡邊有 藤浪者 君不來
(ほきす きなと をかへ ふなば きふれ.)
(hokisu kinato wokahe funaba kimfurae.)
호키스 기나토 오카헤 후나바 김후래.)

原文: 霍公鳥 来鳴動 岡邊有 藤浪見者 君者不来登夜.

cf.1 來鳴動(きなきとよもす) > きなと
cf.2 岡邊有 : をかへ
cf.3 藤浪者(ふぢなみみれば) > ふなば

万葉集 1950 : 霍公鳥 花橘之 枝尓居而 鳴響者 花波散乍 ほきす はきち えだにおり ななば はなちりさ 호키스 하키틔 에다니오리 나나바 하나디리사 (枕詞)

霍公鳥 花橘之 枝尓居而 鳴響者 花波散乍.
(ほきす はきち えだにおり ななば はなちりさ.)
(hokisu hakiti edaniori nanaba hanatirisa.)
(호키스 하키틔 에다니오리 나나바 하나디리사.)

原文: 霍公鳥 花橘之 枝尓居而 鳴響者 花波散乍.

cf.1 花橘之(はなたちばなの) > はきち
cf.2 鳴響者(なきならば) > ななば
cf.3 花波散乍(はなはちりつつ) > はなちりさ