2023년 3월 31일 금요일

万葉集 370 : 雨不零 殿雲流夜之 潤濕跡 戀乍居寸 君待香光 あふる てもるよの ぬれど こいさをりき きまがてり 아후루 데모루요노 누레도 괴사오리키 김마가데리 (枕詞)

雨不零 殿雲流夜之 潤濕跡 戀乍居寸 君待香光.
(あふる てもるよの ぬれど こいさをりき きまがてり.)
(afuru temoruyono nuredo koysaworiki kimmagateri.)
(아후루 데모루요노 누레도 괴사오리키 김마가데리.)

原文: 雨不零 殿雲流夜之 潤濕跡 戀乍居寸 君待香光.

cf.1 雨不零(あめふらず) > あふる
cf.2 殿雲流(とのぐもる) > てもる : 棚雲に入る

万葉集 3012 : 登能雲入 雨零川之 左射礼浪 間無毛君者 所念鴨 とのぐもり あふるなの さざれなみ まなもきみ ぼねか 도노구모리 아후루나노 사자레나미 마나모기미 보네카 (枕詞)

登能雲入 雨零川之 左射礼浪 間無毛君者 所念鴨.
(とのぐもり あふるなの さざれなみ まなもきみ ぼねか.)
(tonogumori afurunano sazarenami manamokimi boneka.)
(도노구모리 아후루나노 사자레나미 마나모기미 보네카.)

原文: 登能雲入 雨零川之 左射礼浪 間無毛君者 所念鴨.

cf.1 登能雲入(とのぐもり) > 殿雲入 : との[<たな(棚)]+kumo(雲)+入り]
     殿雲流夜之(#370)
cf.2 所念鴨(ぼねむかも) > ぼねか

万葉集 3643 : 奧邊從 船人上 呼寄而 率告遣 羈宿乎 おきへより ふなびとのぼる よびよせて いざつげやらむ たびのやどりを (枕詞)

於吉敝欲里 布奈妣等能煩流 与妣与勢弖 伊射都氣也良牟 多婢能也登里乎.[万葉仮名]
(おきへより ふなびとのぼる よびよせて いざつげやらむ たびのやどりを.)

原本文推定: 奧邊從 船人上 呼寄而 率告遣 羈宿乎.

原文: 於吉敝欲里 布奈妣等能煩流 与妣与勢弖 伊射都氣也良牟 多婢能也登里乎.
一云 多妣能夜杼里乎 伊射都氣夜良奈

cf.1 率告遣 : いざつげやらむ (#1112; 去来率去河之)

2023년 3월 30일 목요일

万葉集 3401 : 中眞中 浮居船乃 榜出去者 相事難寸 今日西不有者 なかまなか うきをるふねの こぎでなば あふことかたし けふにしあらずは (枕詞)

奈可(中)麻奈尓 宇伎乎流布祢能 許藝弖奈婆 安布許等可多思 家布尓思安良受波.[万葉仮名]
(なかまなに うきをるふねの こぎでなば あふことかたし けふにしあらずは.)

原本文推定: 中眞中 浮居船乃 榜出去者 相事難寸 今日西不有者.

原文: 中麻奈尓 宇伎乎流布祢能 許藝弖奈婆 安布許等可多思 家布尓思安良受波.

cf.1 麻奈尓(まなに) > まなか(真中) like 天尓(そら)(#0029; 天尓満)
cf.2 難し = 難寸(かたき)

万葉集 2271 : 草深三 蟋多 鳴屋前 芽子見公者 何時來益牟 そふみ しさは なやど はぎみきみ いつきまむ 소후미 시사하 나야도 하기미기미 이츠기마무 (枕詞)

草深三 蟋多 鳴屋前 芽子見公者 何時來益牟.
(そふみ しさは なやど はぎみきみ いつきまむ.)
(sofumi sisaha nayado hagimikimi itukimamu.)
(소후미 시사하 나야도 하기미기미 이츠기마무.)

原文: 草深三 蟋多 鳴屋前 芽子見公者 何時来益牟.

cf.1 草深三(くさぶかみ)=草深 > そふみ
cf.2 蟋多(こほろぎさは) > しさは
cf.3 芽子見公者(はぎみにきみは) > はぎみきみ

2023년 3월 27일 월요일

万葉集 2033 : 天漢 安川原 定而神競者磨待無 あまら あなら さだかそはまたむ 아마라 아나라 사다가소하마따무 (枕詞)

天漢 安川原 定而神競者磨待無.
(あまら あなら さだかそはまたむ.)
(amara anara sadakasohamaddamu.)
(아마라 아나라 사다가소하마따무.)

原文: 天漢 安川原 定而神競者磨待無.

cf.1 天漢(あまのがは)=天川=天河 > 天原(あまのはら) > あまら
cf.2 定而 : さだ
cf.3 待無(たむ)=手向(#427; 手向為者 : たむすれば)

2023년 3월 24일 금요일

万葉集 1982 : 日倉足者 時常雖鳴 我戀 手弱女我者 不定哭 ひぐらしは ときとなど あこひ たわめ われは ふさね 히구라시와 도키토나도 아고히 다와메 와레와 후사네 (枕詞)

日倉足者 時常雖鳴 我戀 手弱女我者 不定哭.
(ひぐらしは ときとなど あこひ たわめ われは ふさね.)
(higurasiwa tokitonado akohi tawame warewa fusane.)
(히구라시와 도키토나도 아고히 다와메 와레와 후사네.)

原文: 日倉足者 時常雖鳴 我戀 手弱女我者 不定哭.

cf.1 時常雖鳴(ときとなけども) > ときとなど
cf.2 不哭(だめずなく) > ふね (#398 ; 事者将: ことはむ)

2023년 3월 21일 화요일

万葉集 4093 : 網之浦 緣白浪 弥益二 立來依 鮎疾鴨 あみのうら よするしらなみ いやましに たちきよせ あゆいたみかも (枕詞)

安乎能宇良尓 餘須流之良奈美 伊夜末之尓 多知之伎与世久 安由乎伊多美可聞.[万葉仮名]
(あをのうらに よするしらなみ いやましに たちしきよせく あゆをいたみかも.)

原本文推定: 網之浦 緣白浪 弥益二 立來依 鮎疾鴨.

原文: 安乎能宇良尓 餘須流之良奈美 伊夜末之尓 多知之伎与世久 安由乎伊多美可聞.

cf.1 安乎(あを) > 阿尾(あを) > あみ(網)

2023년 3월 16일 목요일

万葉集 3130 : 豊洲 聞濱松 心哀 何妹 相云始 たくに きはま しまい なにも さふそ 다쿠니 기하마 심아이 나니모 사후소 (枕詞)

豊洲 聞濱松 心哀 何妹 相云始.
(たくに きはま しまい なにも さふそ.)
(takuni kihama simai nanimo sahuso.)
(다쿠니 기하마 심아이 난이모 사후소.)

原文: 豊洲 聞濱松 心哀 何妹 相云始.

cf.1 豊洲=豊國 : 他國(ひとのくむ)
cf.2 聞濱松(きくのはままつ) > きはま
cf.3 何妹(なにいも) > なにも
cf.4 相云始(あひいひそめけむ) > さふそ

2023년 3월 15일 수요일

万葉集 2294 : 秋去者 鴈飛越 龍田山 立而毛居而毛 君乎思曾念 あきば かとこ たため たてもゐても きもしぞね 아키바 가토코 다타메 다테모위테모 김오시조네 (枕詞)

秋去者 鴈飛越 龍田山 立而毛居而毛 君乎思曾念.
(あきば かとこ たため たてもゐても きもしぞね.)
(akiba katoko tatame tatemowitemo kimwosizone.)
(아키바 가토코 다타메 다테모위테모 김오시조네.)

原文: 秋去者 鴈飛越 龍田山 立而毛居而毛 君乎思曽念.

cf.1 鴈飛越(かりとびこゆる) > かとこ
cf.2 立而毛居而毛(たちてもゐても) = 立座(#2453)

万葉集 2686 : 夜占問 吾袖尓 置露乎 於公令視跡 取者消管 よけとわそで つゆを きみせむと とらばけつ 요케토 와소데 두유오 기미세무토 도라바케츠 (枕詞)

夜占問 吾袖尓 置露乎 於公令視跡 取者消管.
(よけとわそで つゆを きみせむと とらばけつ.)
(yoketo wasode tuyuwo kimisemuto torabaketsu.)
(요케토 와소데 두유오 기미세무토 도라바케츠.)

原文: 夜占問 吾袖尓 置露乎 於公令視跡 取者消管.

cf.1 夜占問(ゆふけとふ) > よけと
cf.2 於公令視跡(きみにみせむと) = 君令見跡(#1833) > きせむと[重用]

2023년 3월 5일 일요일

万葉集 715 : 千鳥鳴 佐保乃河門之 清瀬乎 馬打和多思 何時將通 ちかな さほのかはとの させを またわたし いつかよむ 치카나 사호노가하토노 사세오 마타와타시 이츠가요무 (枕詞)

千鳥鳴 佐保乃河門之 清瀬乎 馬打和多思 何時將通.
(ちかな さほのかはとの させを またわたし いつかよむ.)
(chikana sahonokahatono sasewo matawatasi itukayomu.)
(치카나 사호노가하토노 사세오 마타와타시 이츠가요무.)

原文: 千鳥鳴 佐保乃河門之 清瀬乎 馬打和多思 何時将通.

cf.1 千鳥(ちか) : 乳鳥
cf.2 佐保(さほ) : 早穂
cf.3 清瀬(きよきせ) > させ
cf.4 馬打(うまうち) > また
cf.5 何時將(いつかよはむ) > いつかよ

2023년 3월 3일 금요일

万葉集 3701 : 竹敷乃 黄葉乎見者 吾妹子之 將待跡言之 時曾置尓來 たかしきの にばをみば わぎもこが まむといひ とぞきにけ 다카시키노 니바오미바 와기모코가 마무토이히 도조키니께 (枕詞)

多可之伎能 母美知乎見礼婆 和藝毛故我 麻多牟等伊比之 等伎曽伎尓家流.[万葉仮名]
(たかしきの もみちをみれば わぎもこが またむといひし ときぞきにける.)

原本文推定:
竹敷乃 黄葉乎見者 吾妹子之 將待跡言之 時曾置尓來.
(たかしきの にばをみば わぎもこが まむといひ とぞきにけ.)
(takasikino nibawomiba wagimokoga mamutoihi tozokinike.)
(다카시키노 니바오미바 와기모코가 마무토이히 도조키니께.)

原文: 多可之伎能 母美知乎見礼婆 和藝毛故我 麻多牟等伊比之 等伎曽伎尓家流.

cf.1 時曽置尓來(ときぞおきにける) > とぞきにけ

2023년 2월 25일 토요일

万葉集 2514 : 雷神 小動 雖不零 吾將留 妹留者 なか すと ふぬど わむる いるば 나카 스토 후누도 와무루 이루바

雷神 小動 雖不零 吾將留 妹留者.
(なか すと ふぬど わむる いるば.)
(nakai suto funudo wamuru iruba.)
(나카 스토 후누도 와무루 이루바.)

原文: 雷神 小動 雖不零 吾将留 妹留者.

cf.1 雷神(なるかみ) > なか
cf.2 小動(すこしとよみ) > すと
cf.3 雖不零(ふらずとも) > ふぬど
cf.4 吾将留(わはとどまらむ) > わむる
cf.5 妹留者(いもとどめば) > いるば

2023년 2월 19일 일요일

万葉集 769 : 久堅之 雨之落日乎 直獨 山邊尓居者 欝有來 くもの あめふるを ただと めべにゐば うるけ 구모노 아메후루오 다다토 메베니위바 우루께 (枕詞)

久堅之 雨之落日乎 直獨 山邊尓居者 欝有來.
(くもの あめふるを ただと めべにゐば うるけ.)
(kumono amefuruwo tadato mebeniwiba uruke.)
(구모노 아메후루오 다다토 메베니위바 우루께.)

原文: 久堅之 雨之落日乎 直獨 山邊尓居者 欝有来.

万葉集 2676 : 久堅之 天飛雲尓 在而然 君相見 落日莫死 くもの あまぐもに ありか きさみ ふるひなし (枕詞)

久堅之 天飛雲尓 在而然 君相見 落日莫死.
(くもの あまぐもに ありか きさみ ふるひなし.)
(kumono amagumoni arika kisami furuhinasi.)
(구모노 아마구모니 아리카 기사미 후루히나시.)

原文: 久堅之 天飛雲尓 在而然 君相見 落日莫死.

cf.1 天飛 : あま
cf.2 在而然(ありてしか) > ありか
cf.3 君相見(きみあひみ) > きさみ
cf.4 落日莫死(おつるひなしに) > ふるひなし

万葉集 24 : 空蟬之 命乎惜美 浪尓所濕 伊良虞能嶋之 玉藻苅食 うせの みことしみ なみばぬれ いらごのしまの たまもかけ (枕詞)

空蝉之 命乎惜美 浪尓所濕 伊良虞能嶋之 玉藻苅食.
(うせの みことしみ なみばぬれ いらごのしまの たまもかけ.)
(useno mikotosimi namibanure iragonosimano tamamokake.)
(우세노 미코토시미 나미바누레 이라고노시마노 다마모까께.)

原文: 空蝉之 命乎惜美 浪尓所濕 伊良虞能嶋之 玉藻苅食.

cf.1 空蟬(うつせみ) = 鬱蟬(うつせみ) = 鳴蟬(なせ <うるせ <うつせ)
cf.2 命乎惜美(みことををしみ) > みことしみ
cf.3 浪尓所濕(なみにぬれ) > なみばぬれ
cf.4 玉藻苅食(たまもかりはむ) > たまもかけ

万葉集 2266 : 出去者 天飛鴈之 可泣美 且今日々々々云二 年曽經去家類 でなば あまがりの かなみ けふけふとふに としぞへにける 데나바 아마가리노 가나미 게후게후토후니 도시조헤니케루

出去者 天飛鴈之 可泣美 且今日々々々云二 年曽經去家類.
(でなば あまがりの かなみ けふけふとふに としぞへにける.)
(denaba amagarino kanami kehukehutohuni tosizohenikeru.)
(데나바 아마가리노 가나미 게후게후토후니 도시조헤니케루.)

原文: 出去者 天飛鴈之 可泣美 且今日々々々云二 年曽經去家類.

cf.1 出去者(いでていなば) > でなば
cf.2 天飛(あまとぶ) > 天(あま) + 飛(あ : like 飛鳥(あす)) > あま

万葉集 3370 : 葦苅之 筥嶺乃 新草之 花嬬有哉 紐不開寐 あしがりの はこねの にひぐさの はなづまなれや ひもとかずねむ (枕詞)

安思我里乃 波故祢能祢呂乃 尓古具佐能 波奈都豆麻奈礼也 比母登可受祢牟.[万葉仮名]
(あしがりの はこねのねろの にひぐさの はなつつまなれや ひもとかずねむ.)

原本文推定 : 葦苅之 筥嶺乃 新草之 花嬬有哉 紐不開寐.

原文: 安思我里乃 波故祢能祢呂乃 尓古具佐能 波奈都豆麻奈礼也 比母登可受祢牟.

2023년 2월 12일 일요일

万葉集 2515 : 布細布 枕動 夜不寐 思人 後相物 したへ まくと よふね もひと ごさも 시타헤 마쿠토 요후네 모히토 고사모 (枕詞)

布細布 枕動 夜不寐 思人 後相物.
(したへ まくと よふね もひと ごさも.)
(sitahe makuto yofune mohito gosamo.)
(시타헤 마쿠토 요후네 모히토 고사모.)

原文: 布細布 枕動 夜不寐 思人 後相物.

cf.1 枕動(まくらとよみ) > まくと
cf.2 思人(おもふひと) > もひと
cf.3 後相物(のちあふもの) > ごさも

2023년 1월 29일 일요일

万葉集 131 ≒ 万葉集 138 : 石見乃海 角乃浦廻乎 浦無等 人社見良目 いはみのみ つのかみを かなと とさみらめ 이하미노미 쓰노카미오 가나토 도사미라메 (枕詞)

#131:石見乃海 角乃浦廻乎  浦無等 人社見良目 滷無等[礒無登] 人社見良目 能咲八師
(いはみのみ つのかみを かなと とさみらめ るなと[ぎなと] とさみらめ よしゑやし
#138:石見之海 津乃浦乎無美 浦無跡 人社見良米 滷無跡     人社見良目 吉咲八師
(いはみのみ つのうらをなみ かなと とさみらめ るなと とさみらめ よしゑやし
#131:浦者無友 縦畫屋師 滷[礒]者無鞆 鯨魚取 海邊乎指而 和多豆乃 荒礒乃上尓
かはなとも よしゑやし かた[いそ]なとも いさなとり みべをさし にぎたつの ありそかに
#138:浦者雖無 縦恵夜思 潟者雖無 勇魚取 海邊乎指而 柔田津乃 荒礒之上尓
かはなとも よしゑやし かたなとも いさなとり みべをさし にぎたつの ありそかに
#131:香青生 玉藻息津藻 朝羽振 風社依米  夕羽(振)流 浪社來縁 浪之共 彼縁此依 玉藻成
かをふ たもやつも あさふ かざさよめ ゆふる なみさおよ なみと かよりより たもな
#138:蚊青生 玉藻息都藻 明來者 浪己曽來依 夕去者 風己曽來依 浪之共 彼依此依 玉藻成
かをふ たもやつも あけば なみぞおよ ゆひば かぜさおよ なみと かよりより たもな
#131:依宿之妹乎[波之伎余思 妹之手本乎] 露霜乃 置而之來者 此道乃 八十隈毎 萬段
よねしもを[はしきよし いがたもと] ろさの おきしこば いじの やそくまめ よろづたび
#138:靡吾宿之 敷妙之 妹之手本乎 露霜乃 置而之來者 此道之 八十隈毎 萬段
なびわねし したの いがたもと ろさの おきしこば いじの やそくまめ よろづたび
#131:顧爲騰 弥遠尓 里者放奴 益高尓 山毛越來奴
こせど やとほ さとはさぬ やたか めもこきぬ
#138:顧雖爲 弥遠尓 里放來奴 益高尓 山毛超來奴
   こせど やとほ さとはさぬ やたか めもこきぬ
#131:夏草之 念思奈要而 志怒布良武 妹之門將見 靡此山.
なかの もひなえて しのふらむ いがとみむ なびめ.)
#138:早敷屋師 吾嬬乃兒我 夏草乃 思志萎而 將嘆 角里將見 靡此山.
はしきやし わめのこが なかの もひしなえ なげむ つさとみむ なびめ.)

cf.1 浦廻(うらみ) > かみ
cf.2 滷=潟 : かた ; amor suci
cf.3 和多豆=熟田津=柔田津=飽田津 : 和立;柔立(にぎたつ)
cf.4 海邊乎指而 : 海(みこと)の部(へ)を刺して
cf.5 彼縁此依=彼依此依(かよりかくより) > かよりより
cf.6 靡此山(なびめ) < なぶこのやま

2023년 1월 17일 화요일

万葉集 4482 : 堀江越 至遠里 送來有 君心者 不可忘 ほれこ しをり おくる きこは ふかわ 호레코 시오리 오쿠루 기코와 후카와 (枕詞)

保里延故要 等保伎佐刀麻弖 於久利家流 伎美我許己呂波 和須良由麻之自.[万葉仮名]
(ほりえこえ とほきさとまで おくりける きみがこころは わすらゆましじ.)

原本文推定 :
堀江越 至遠里 送來有 君心者 不可忘.
(ほれこ しをり おくる きこは ふかわ.)
(horeko siwori okuru kikowa fukawa.)
(호레코 시오리 오쿠루 기코와 후카와.)

原文: 保里延故要 等保伎佐刀麻弖 於久利家流 伎美我許己呂波 和須良由麻之自.

2023년 1월 10일 화요일

万葉集 3688 : 倭乎毛 遠離 石根之 荒嶋根尓 宿爲君 やまとをも とほくさかりて いはがねの あらきしまねに やどりするきみ

須賣呂伎能 等保能朝庭等  可良國尓  和多流和我世波 伊敝妣等能 伊波比麻多祢可 多太未可母 安夜麻知之家牟 安吉佐良婆 可敝里麻左牟等 多良知祢能 波〃尓麻乎之弖 等伎毛須疑 都奇母倍奴礼婆 今日可許牟 明日可蒙許武登 伊敝妣等波 麻知故布良牟尓 等保能久尓 伊麻太毛都可受 也麻等乎毛 登保久左可里弖 伊波我祢乃 安良伎之麻祢尓 夜杼理須流君.[原文:万葉仮名]
(すめろきの とほのみかどと からくにに わたるわがせは いへびとの いはひまたねか ただみかも あやまちしけむ あきさらば かへりまさむと たらちねの ははにまをして ときもすぎ つきもへぬれば けふかこむ あすかもこむと いへびとは まちこふらむに とほのくに いまだもつかず やまとをも とほくさかりて いはがねの あらきしまねに やどりするきみ)

原本文推定 :
米置之 遠乃朝庭跡 韓國尓 渡吾背者 家人乃 齋待加 正身鴨 過將爲 秋去者 歸座跡 垂乳根乃 母白 時毛過 月文経去者 今日來 明日來 家人者 待戀尓 遠乃國 未毛不衝 倭乎毛 遠離 石根之 荒嶋根尓 宿爲君.

cf.1 すめろきの(米置之) : すめ(米) + r(ㄹ) + おき(置)の

2022년 11월 26일 토요일

万葉集 4472 : 大王之 命畏 大浦乎 背尓見乍 京邊上 たみの みことかしこみ たかを そがひみさ みへか (枕詞)

於保吉美乃 美許登加之古美 於保乃宇良乎 曾我比尓美都々 美也古敝能保流.[万葉仮名]
(おほきみの みことかしこみ おほのうらを そがひにみつつ みやこへのぼる.)

原本文推定 : 大王之 命畏 大浦乎 背尓見乍 京邊上.

原文: 於保吉美乃 美許登加之古美 於保乃宇良乎 曽我比尓美都々 美也古敝能保流.

cf.1 大王之(おほきみの) > たみの
cf.2 大浦(おほのうら) > たか
cf.3 背尓見乍(そがひにみつつ) > そがひみさ
cf.4 京邊上(みやこへのぼる) > みへか
     京(みやこ)(#0032) > 宮子(#0007)

2022년 11월 20일 일요일

万葉集 2864 : 吾背子乎 且今々々跡 待居尓 夜更深去者 嘆鶴鴨 わがせこを いまいまと まちをるに よぞふけば なげつるか 와가세코오 이마이마토 마치오루니 요조후케바 나게두루카 (枕詞)

吾背子乎 且今々々(跡) 待居尓 夜更深去者 嘆鶴鴨.
(わがせこを いまいまと まちをるに よぞふけば なげつるか.)
(wagasekowo imaimato matiworuni yozofukeba nageturuka.)
(와가세코오 이마이마토 마치오루니 요조후케바 나게두루카.)

原文: 吾背子乎 且今々々跡 待居尓 夜更深去者 嘆鶴鴨.

2022년 11월 11일 금요일

万葉集 510 : 白細乃 袖解更而 還來武 月日乎數而 徃而來猿尾 したの そでとかへ かへりこむ つきをよみ かよひまそ 시타노 소데도카헤 가헤리고무 두키오요미 가요히마소 (枕詞)

白細乃 袖解更而 還來武 月日乎數而 徃而来猿尾.
(したの そでとかへ かへりこむ つきをよみ かよひまそ.)
(sitano sodetokahe kaherikomu tukiwoyomi kayohimaso.)
(시타노 소데도카헤 가헤리고무 두키오요미 가요히마소.)

原文: 白細乃 袖解更而 還来武 月日乎數而 徃而来猿尾.

cf.1 月日乎數而(つきひをよみて) > つきをよみ
cf.2 徃而來猿尾(ゆきてこましを) > 徃來而猿尾 > かよひまそ(莫通)

2022년 11월 6일 일요일

万葉集 4221 : 如此許 戀有者 眞十鏡 不見日時無 有益物乎 かひば こほば まそか みぬひとな あまものを 가히바 고호바 마소카 미누히토나 아마모노오 (枕詞)

可久婆可里 古非之久志安良婆 末蘇可我美 弥奴比等吉奈久 安良麻之母能乎.[万葉仮名]
(かくばかり こひしくしあらば まそかがみ みぬひときなく あらましものを.)

原本文推定 :
如此許 戀有者 眞十鏡 不見日時無 有益物乎.
(かひば こほば まそか みぬひとな あまものを)
(kahiba kohoba masoka minuhitona amamonowo.)
(가히바 고호바 마소카 미누히토나 아마모노오.)

原文: 可久婆可里 古非之久志安良婆 末蘇可我美 弥奴比等吉奈久 安良麻之母能乎.

cf.1 如此許(かくばかり) > かひば
cf.2 戀有者(こほば) < 戀敷之有者(こひしくしあらば)
cf.3 真十鏡(まそかがみ) > まそか
cf.4 不見日時無(みぬひときなく) > みぬひとな
cf.5 有益物乎(あらましものを) > あまものを

2022년 11월 3일 목요일

万葉集 1781 : 海津路乃 名木名六時毛 渡七六 加九多都波二 船出可爲八 わたつぢの なむなむときも わたらなむ かくたつなみに ふでかはや 와타츠지노 나무나무도키모 와타라나무 가쿠다츠나미니 후데카하야 (枕詞)

海津路乃 名木名六時毛 渡七六 加九多都波二 船出可爲八.
(わたつぢの なむなむときも わたらなむ かくたつなみに ふでかはや.)
(watatudino namunamutokimo wataranamu kakutatunamini fudekahaya.)
(와타츠지노 나무나무도키모 와타라나무 가쿠다츠나미니 후데카하야.)

原文: 海津路乃 名木名六時毛 渡七六 加九多都波二 船出可為八.

cf.1 海津路(わたつぢ) : みことへのみち
cf.2 名木名六(なむなむ) : 甞甞(냠냠)
cf.3 加九多都波二(かくたつなみに) : 如立波
cf.4 船出可為八(ふなですべしや) > ふでかはや

2022년 11월 2일 수요일

万葉集 1063 : 有通 難波乃宮者 海近見 漁童女等之 乘船所見 ありがよふ なはのくは うみちかみ をとめらが ふのりぼみ 아리가요후 나하노쿠와 우미치카미 오토메라가 후노리보미 (枕詞)

有通 難波乃宮者 海近見 漁童女等之 乘船所見.
(ありがよふ なはのくは うみちかみ をとめらが ふのりぼみ.)
(arigayohu nahanokuwa umitikami wotomeraga funoribomi.)
(아리가요후 나하노쿠와 우미치카미 오토메라가 후노리보미.)

原文: 有通 難波乃宮者 海近見 漁童女等之 乗船所見.

cf.1 難波乃宮(なにはのみや) > なはのく
cf.2 海(うみ) > みこと
cf.3 漁(を; wo)
cf.4 乗船 > 船乗(ふなのり) > ふのり

2022년 10월 17일 월요일

万葉集 3681 : 還來而 將見常思之 吾屋戸之 萩芒 散兼鴨 かへりきて みむともひ わがやどの はぎすすき ちりけむか 가헤리기테 미무토모히 와가야도노 하기스스키 디리게무카 (枕詞)

可敝里伎弖 見牟等於毛比之 和我夜度能 安伎波疑須々伎 知里尓家武可聞.[万葉仮名]
(かへりきて みむとおもひし わがやどの あきはぎすすき ちりにけむかも.)

原本文推定 :
還來而 將見常思之 吾屋戸之 萩芒 散兼鴨.
(かへりきて みむともひ わがやどの はぎすすき ちりけむか.)
(kaherikite mimutomohi wagayadono hagisusuki tirikemuka.)
(가헤리기테 미무토모히 와가야도노 하기스스키 디리게무카.)

原文: 可敝里伎弖 見牟等於毛比之 和我夜度能 安伎波疑須々伎 知里尓家武可聞.

cf.1 秋芽(あきはぎ)=萩(はぎ)

2022년 10월 10일 월요일

万葉集 578 : 天地与 共久 住波牟等 念而有師 家之庭羽裳 あちよ ともひ すまはむともひありし へがにはも 아티요 도모히 스마하무토 모히아리시 헤가니와모 (枕詞)

天地与 共久 住波牟等 念而有師 家之庭羽裳.
(あちよ ともひ すまはむともひありし へがにはも.)
(atiyo tomohi sumahamuto mohiarisi heganiwamo.)
(아티요 도모히 스마하무토 모히아리시 헤가니와모.)

原文: 天地与 共久 住波牟等 念而有師 家之庭羽裳.

cf.1 共久(ともにひさしく) > ともひ
cf.2 住波牟(すまはむ) : 竊食(#2573)
cf.3 家之庭羽 : いへのまんなか[枕詞]

2022년 9월 8일 목요일

万葉集 879 : 万代尓 御座賜而 天下 申賜根 御門不去而 まよに いましたまひて あめのした まをしたまはね みとさらず (枕詞)

余呂豆余尓 伊麻志多麻比提 阿米能志多 麻乎志多麻波祢 美加度佐良受弖.[万葉仮名]
(よろづよに いましたまひて あめのした まをしたまはね みかどさらずて.)

原本文推定: 万代尓 御座賜而 天下 申賜根 御門不去而.

原文: 余呂豆余尓 伊麻志多麻比提 阿米能志多 麻乎志多麻波祢 美加度佐良受弖.

万葉集 882 : 吾主之 御靈賜而 春去者 平宮子尓 召上賜根 あぬし みたまひて はりば ならのみやこに めさげたまはね (枕詞)

阿我農斯能 美多麻々々比弖 波流佐良婆 奈良能美夜故尓 咩佐宜多麻波祢.[万葉仮名]
(あがぬしの みたまたまひて はるさらば ならのみやこに めさげたまはね.)

原本文推定 : 吾主之 御靈賜而 春去者 平宮子尓 召上賜根.

原文: 阿我農斯能 美多麻々々比弖 波流佐良婆 奈良能美夜故尓 咩佐宜多麻波祢.

cf.1 吾主之(あがぬしの) > あぬし
cf.2 御靈賜而(みたまたまひて) > みたまひて
cf.3 春去者(はるさらば) > はりば
cf.4 奈良能美夜故 > ならの京師 > 平宮子
cf.5 咩佐宜 : 召上(めさげ)